住民投票の10年 ── 総括と提言のための市民会議


 96年8月4日、新潟県巻町で(条例制定に基づく)日本初の住民投票が実施されました。
 あの日から10年、この間、全国各地で360件を超す住民投票が行なわれ、常設型住民投票条例を制定する自治体も30を超しました。
 住民投票は今や市民自治を保障するための重要な手段として認知され、広く活用されるようになりました。とはいえ、神戸市や人吉市、徳島市、大洲市など数多くの自治体住民が直面した「どれだけ署名を集めて住民投票条例の制定を請求しても議会の拒否権をくらって終わり」という制度的不備は、10年経った今も何ら是正されていません。
 会議では、この10年間の住民投票をめぐるさまざまな動き・実態を総括すると共に、今後の課題を明らかにし、私たちがなすべきことを見出したいと考えています。

歴史的な住民投票を担ったリーダーらが
続々参加を表明!


 御嵩、名護、上尾、米原、徳島、人吉、大洲、神戸、刈羽、生駒、袖ヶ浦等々、各地の運動を担った人々が一堂に会し、徹底的に議論をしますが、笹口孝明(前巻町長)、柳川喜郎(御嵩町長)、井原勝介(岩国市長)、村西俊雄(前米原町長)ら、全国的な話題となった住民投票の執行者からの報告もあります。それに加え、市民派市長として活躍している上原公子(国立市長)、山下真(生駒市長)らが参加されます。また、富野揮一郎(龍谷大教授、元逗子市長)、五十嵐暁郎(立教大教授)、新藤宗幸(千葉大教授)ら、行政・市民自治の専門家として知られた研究者も顔をそろえます。

 定員にはまだ40席ほど余裕がありますが、お早めにお申し込み下さい。

と き: 8月5日(土) 13時〜19時 19時〜21時
                    【第1部】10年間を総括する
                    【懇親会】

                6日(日) 10時〜15時
                    【第2部】あるべき制度とは
会 場: 山西福祉記念会館(ホテルを併設/S5500円)
                            大阪市北区神山町11-12 TEL06-6315-1868

  詳細は (住民投票立法フォーラムHP )

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