門真の未来とまちづくりを考える市民の会for the future of Kadoma City...









要望書


2003年9月19日
守口市・門真市合併協議会
会 長  東   潤  様
門真の未来とまちづくりを
考える市民の会
代 表  河 原 林  昌 樹
   
要  望  書
   
 わたしたち「門真の未来とまちづくりを考える市民の会」(略称「未来の会」)は、 昨年11月13日に結成して以来 、 門真の未来や合併・まちづくりについて意見交流や情報提供を行なうことを通じて市民の意見が市政に反映できるよう活動しています。

 合併問題は、 門真の未来とまちづくりにかかわる重要な問題です。 守口市・門真市合併協議会がこの間、5回開催されました。しかし、協議会は、十分な資料の提供もないまま協議が進められ、質疑打ち切りで採決がおこなわれるなど、「なぜ合併をするのか」「合併すればサービスや負担はどうなるのか」という わたしたちの疑問にこたえるものにはなっていません。また、今月には市民アンケートが予定されていますが、それ以外に市民懇談会や住民投票の実施などは決まっておらず、市民の意見や要望を協議に反映させていこうとする方針が明確ではありません。

 未来の会は、合併問題について、必要な情報が十分に提供され、市民的な議論が広がるためにも、市民の意見や要望がその運営の中で活かされた市民に開かれた協議会であるべきと考えています。そのような立場から、下記のことを要望いたします。この要望書を合併協議会で協議していただき、10月3日までに文書で回答をお願いします。

1.「合併の是非を含めて十分な協議と議論」 (合併協議会設置にあたっての両市臨時市議会での理事者答弁要旨) が求められる協議会においては、安易に採決で決することがないよう、十分な議論を尽くし、可能な限り全会一致ですすめる民主的な運営をおこなうよう努めてください。

 また、協議会は、合併という市民にとって重要な問題を協議する場であることから、土日や夜間の開催も含め、多くの市民が傍聴できるような開催日時の設定を検討してください。

2.市民に身近で関心の高い福祉・教育等の分野におけるサービスや費用負担について、早急に具体的な資料を公開し、十分な時間をとって協議してください。

 協議にあたっては、市民の意見を反映させるために、公聴会等市民からの意見聴取の機会を設けてください。

3.計画期間が10年となっている新市建設計画(案)策定時には、「合併した場合(新市建設計画を実施した場合)」と「合併しない場合」における、少なくとも今後20年間以上の「財政シミュレーション」を参考資料として作成し、公開してください。

4.新市建設計画(案)策定にあたっては、今後実施する市民アンケートに加え、市民懇談会や市民説明会を開催するなどして、合併に対する市民の疑問や意見を的確に把握し、活かすようにしてください。

5.新市建設計画策定時には、協議会だよりの掲載はもとより、市民への説明会の開催など、計画の全容について市民に十分な情報を提供し、合併の是非について市民に判断材料を 提供してください。

6.「あくまでも最終的に合併を決めるのは、私は市民だと思います。市民へのこれへの問い方はいろいろあると思います。その問い方につきましても、合併協議会の方々にお考えいただいて、そして結論を出していただきたい。住民投票にするか、大がかりなアンケートにするか、その他いろいろあろうかと思いますが、そういったこともこの協議会で決めていただきたい」と第2回合併協議会で東会長が発言しています。合併するか、しないかを決めるにあたっては、住民投票を実施し、その結果に反映された市民の意向を尊重してください。

 
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